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エッチな体験談


キスしてる現場とか、Hしてる現場とか

俺と彼女は小学校の頃からの幼馴染だった。
いや、それ以上の、何て言うか、兄妹みたいな感じだった。お互いの家族も生まれた時から顔見知り。
高校を出る頃には既成事実ではないけど、『貴志君と恵理が結婚するのが楽しみだわ…』なんて、
彼女の母親がのたまうほど、親密な関係だった。…って言っても、Hは無し。キスはしてたけど。
初めてHしたのは大学二年の冬。一緒にスキーへ言った時。二人だけで行きたかったのに、
両家族まで付いて来て。ちょっとした家族旅行だった。俺も彼女も一人っ子で、親馬鹿なんだろうか…。
三部屋予約取って、俺は恵理と一緒の部屋だから、と宣言すると、俺と彼女の母親に冷やかされた。
今となっては、何と言うか…いい思い出。で、彼らの期待に応えて?初めて結ばれた。正確には、
三泊四日の旅行の、三泊目の夜なんだけど。一日目、二日目は全然入らなくて、彼女もすごく
痛がってて…血は出なかったけど、初めてだった。俺はそう信じてる。それに、その頃の彼女は、
俺に嘘をつける程、器用な女じゃなかったから。

俺と彼女は別々の大学で、俺は三流大学の経済学部、彼女は中堅所で仏文学を専攻していた。
ちなみに、俺よりも彼女の方が頭が良かった…。当然、就職でも差が付いた。
俺は小さな機械製作所の営業兼事務として、彼女はネットベンチャーと呼ばれる企業へ。
就活で腐り切ってた俺に、彼女は優しく言ってくれた。『しばらく働いたら、何か資格でも取ればいい』って。
さえないサラリーマンになった俺と、美人で、頭もいい彼女…釣り合わないなァ、なんて、自分でも思ってた。
彼女と幼馴染で、一緒にいる時間が彼女の親の次に長かった存在だから、こんな俺と付き合ってくれて、
好きになってくれたんだ。そう信じてた。俺は絶対、彼女を幸せにする、誰よりも…本気でそう、心に誓ってた。
大切な彼女だから、Hも恐る恐る、い、いいかなー?なんて、お伺い立てて、前戯も本当に延々と…みたいな。
とにかく、俺は大切にしてた、彼女の事を。


お互い社会人になって、五年が過ぎた。俺も彼女も24歳になってた。
ある日、俺は彼女の父親から居酒屋に誘われた。初めて俺の携帯に着信が入って、
誰だろう、見慣れない番号だな…なんて、出てみると、彼女の父親。知った顔だけど、
その時は何故か目茶目茶緊張した。二人だけで飲む酒。味なんて覚えてない。
何を食べたのかも覚えていない。静かな時間が流れたもそんな気がする。

他愛も無い会話の後、彼女の父親は一言、『そろそろ嫁に貰ってくれないか』と言い、
そして軽く頭を下げた。俺は泣いた。恥ずかしいけど、鼻をすすり上げていたと思う。
涙が止まらなくて、何度も何度も、絶対幸せにします!なんて言ってた。その日、
俺は家に帰ると両親にこの事を報告して、これからも彼女を宜しく、と頭を下げた。
確か親父は『任せろ』、お袋は感動して目が潤んだまま、何もいえなかったと思う。
その後、今度は彼女の家に行って、改めて挨拶した。先程はどうも、見たいな感じで。
彼女はまだ帰って来てなくて、俺はさっきまで一緒に飲んでた彼女の父親と、母親に、
『恵理と一緒にさせて下さい』みたいな事を言った。婚約宣言…何か恥ずかしい、今思い出すと。

後ろから親父とお袋もついて来て…いや、まさか後ろから付いてくるとは
思ってなかったんだけど、家が近過ぎて。いても立ってもいられなかったんだと思う。
三人で彼女の実家に上がり込んで、五人でビールを飲みながら昔話を…いや、ただの羞恥プレイでした。
俺が覚えてない事を次から次へと、コイツら…俺と彼女の秘密の暴露大会を始めやがる。
『実は貴志君と恵理が○○でキスしてるの知ってたの』とか、お袋と彼女の母親が喋る喋る。
俺は、彼女の父親に聞かれたくない話ばかりで、もう何処かへ逃げ出したくて。来るんじゃなかった、と
少し後悔したり。

夜中の12時過ぎに、彼女も帰って来て、『あれーどうしたの?みんなで』と聞かれたと思う。
席を外して、玄関の所まで連れて来て、小声で今までの経緯を話したら、すごく喜んで…でも、一番最初に
私にちゃんと言って欲しかった、と言われて、そりゃそうだよなァ…と少し後悔したり。
今更、面と向かって言うのも馬鹿と言うか、恥ずかしかったけど、『結婚しよう』と彼女に言ったよ。
声は上ずってたと思う、間抜けだ俺…。彼女は『幼稚園の頃から貴志のお嫁さんだったよ…』って。
俺は思い切り抱き締めてた、彼女の事。…それも全部見られてたけど、皆さんに。後々まで話の種にされるのが辛い。

俺はその頃が一番幸せでした。本当に幸せだったよ。
月給26万程度、ボーナスカットも当たり前だったけど、彼女と一緒にいられるだけで
幸せだった。何て言うか、彼女の事を考えるだけで楽しくなれて、俺は思春期?みたいな。
マリッジブルーの逆バージョン、まさにハイな感覚。どっちの家に住むかとか、新しく借りるか、とか、
色々考えてた。その頃、彼女はいつも仕事が長引いて遅かったけど、全然気にしてなかった。
マメにメールはくれるし。全然怪しい事もなかったんで。

俺が彼女を意識し始めたのは小学校一年から。意識って言っても、あーいるいる、みたいな。
存在の認識って言うのかな。でも、彼女は幼稚園の頃から俺に目を付けていたんだと。
俺と恵理って幼稚園の頃、一緒の組じゃなかったよな?何で俺の事知ってんの?って聞いたら、
俺は全然覚えてないけど、色々俺との思い出とやらがあるらしい。俺は全く覚えてないから、
でも、覚えてない、なんて言うとマジ切れされそうな雰囲気だったんで、ああ、そうだよなーなんて、
覚えてるフリしてやり過ごしたけど。そんなに一途に想われてたなんて…とまあ、少しノロケてみました。

婚約してから、安心したのか、少し会う機会の間隔が長くなってて。
いや、彼女の仕事が忙しくて。お互い仕事もあるし、無理に時間作って会わなくても、
この先嫌って言う程一緒にいなくちゃいけないんだから…みたいな。俺は安心しきってた。
ちゃんと指輪を渡さないと…なんて考えてて、こっそり宝飾品店巡りしたりしてて。
店員さんと話すと緊張しますね、アレ。もう、話し掛けたら絶対買わないといけないんじゃないか、って。
俺は元々気が弱いんです、ええ。しかも優柔不断だし。結局買えなくてマゴマゴしてたんだけどさ。

10月の彼女の誕生日が迫ってた。俺はまだ指輪すら買えなくて。
もう、いっそ彼女自身に選ばせるか、って腹をくくってた。俺のセンスだとダメっぽいし。
一生大切にしてほしいから、彼女の選んだ物で…って。その時、実は、婚約指輪兼結婚指輪って
考えてました。セコイ男でスマソ。でも別々に二個買うのもなーなんて思ってて。
で、彼女の誕生日。この日は早く仕事切り上げてくれよな、って言ってあって。ドトールで待ち合わせ。
俺はいつも待たされる。遅っせーとか、言いながら。彼女はゴメーン、なんて可愛く謝って。…馬鹿ップルでした。
彼女がポーチをパカッと開けたんです。そしたら、少し大きめの、水色の紙が見えた。水色の紙袋が折りたたんで、
入れてあったんだと思う。間違いなくティファニー。つい聞いちゃったんだよ、ティファニーの袋?って。馬鹿だな俺。

彼女は動揺したよ。俺よりも気が強くて、絶対尻に敷かれるよね、なんて彼女の母親からも言われてて。
俺も、まあ、彼女がしっかりしててくれて、リードしてくれるからいいかなーなんて思ってて。
そんな彼女が少し慌ててた。でも、今思うと、ポーチに入れるには無理があるサイズだよな、紙袋。
畳んで無理矢理押し込んでるって感じ。で、俺は大馬鹿野郎で…期待しちまったんだよ、
それが俺へのプレゼントかってw 彼女の誕生日に何故、彼女が俺へプレゼント… orz
プレゼント交換?とか、今思い出すと馬鹿馬鹿しいけど、何でかそう勘違いしちゃたんです。
何々?見せて…って、追求しちゃったのさ。彼女は、紙袋を取り出した。でも、何か行動が変。
テーブルの下に手を潜らせようとしてモゾモゾ。紙袋の中身を出そうとしてるのがバレバレでさ。

はい…って、手渡されて、紙袋はやっぱりティファニー。
ティファニーいいよねー…なんて言ってる俺。実はティファニーのシルバーリングもいいかな、
なんて思ってて。でもその時は、買わなくて良かったと思ってた。だって彼女がティファニーの紙袋を
持ってるって事は、ティファニー以外の、意外性のある奴でないとダメだ、みたいな。ちょっとホッとしてて。
あー中身を俺にくれるのか???なんてドキドキしてて。でも、何となく、くれる気配がないんで、聞きました。
中身は?って。固まってたと思う、彼女。あー、とか、うん、とか。変な頷きの後、ゴメンね、ゴメンね、と繰り返して。

俺もよく分かんなくて、まあいいか…と。で、指輪何欲しい?俺、自分で買おうとしたんだけど、分かんなくて…
みたいな話をして。喜んでくれた、その時は。『ホントに???』って。ドトールを出て、彼女と指輪を
買いに行きました。カード使ったけど、限度額ギリギリの18万。安いのか高いのかよー分からん。
オーソドックスな感じの、普段でも付けていられる様な、小粒のダイアモンドリング。彼女はそんなに
細い指じゃないんだけど、すごく似合ってたよ。色白な方だったし。

さっそく指輪をはめて、わー…とか言ってる彼女に萌えました。
やっぱり可愛いわ、この子って。ご両親にも報告して、もう結婚秒読みって感じでした。
いや、まだ具体的に日取りとか、全然決めてなかったんですけど。
年明けて、春にでもどう?みたいな。かなりのんびりしてました。どうせ逃げていくもんじゃないし。
それ以前に、お金が無くて。さすがに親に全額負担はさせられないし。俺の貯金は二桁しかなくて…。
お金が貯まり次第ねー、なんて、冗談を言い合ってました。

11月、俺は初めて彼女の会社に呼ばれました。今まではロビーまでしか入れなかったけど…
って、ズカズカ入ってく勇気もないし、迷子になりそうだし。警備員いるし。
仲人さんになる人が、彼女の上司だそうで。ご挨拶です、仕事の合間を縫って、時間作って。
おー、やっぱスゲー、と感動でした。オフィスの天井がウチの会社よりも高い高い。ああ、やっぱ違うな、
なんて、変な所で差を見せ付けられました。応接スペース?みたいな、仕切りのある所に通されて、
ぎこちない挨拶をしました。仲人の上司は、30台後半かな、結構若く見えましたよ。俺よりは格好いいし。
俺と彼女は並んで頭を下げて、まだ日取りは決まってないんですけど、仲人の予約をw とか何とか。
快く引き受けてくれて良かった。ま、部下から頼まれて嫌とは言えないと思うけど。職場の規模と言うか、
俺のトコはショボくて、披露宴の時の事を考えると、やっぱり頭数の揃う彼女の会社の人間の方が
頼れるって事で。仲人。

俺の上司からは嫌見を言われましたけどねw
何で向こうの上司?って。仲人って、そんなにやりたいもんなのか。親戚って言うか、
親父の兄も仲人したがってたらしい…。誰でもいいんですけど。
俺が考えるよりも、周りはドンドン動いていて。仕切られてました、お互いの両親と、彼女に。
俺は毎日、普通に会社に行ってて、でも、話は前に進んでいて。彼女と会うのは相変わらず
遅くなってたけど、嬉しそうに話す姿を見てるだけで嬉しかった。楽しかった。
たまに早く、彼女が帰れる時は、彼女が俺の会社まで来てくれて。
俺は待たせるのが悪くて、残務もそこそこに切り上げてたり。上司も大目にみてくれました。
でも、俺は彼女の会社で待った事はなかった。仕事は結婚しても続けるって事で、話はついてて。
だから、年が明けて、春になって、結婚しても、別に何も変わらないと言えば変わらない。
住まいは、お金が勿体無いから、荷物は俺の家、体は彼女の家w みたいな。そんな話で。

考えてみると、俺が待ってた事は無かったんです。大学時代も含めて。
驚くだろうな…なんて、悪戯心出して、夜中11過ぎぐらいですか、ビルの前に立ってました。
出て来た…と思ったら、仲人の上司と一緒でした。俺はかなり動揺して、声とか掛けられなかったんですけど、
って、別に何も無くて。会社前で別れてそのまま彼女は地下鉄の改札を過ぎて。
まあ、彼女の尾行なんてする気はなかったんですが、声を掛けるキッカケを失ってしまって。
一瞬でも彼女を疑った俺自身に鬱々としながら、どこで声を掛けようかな…とタイミングと距離を測ってました。
ストーキングはドキドキしますね、アレ。尾行って、バレないかハラハラですよ。変なドキドキ…

結局、乗り換え乗り換えで、家のある駅まで来ちゃいました。
俺は少しだけ、ストーカーの快感を味わった様な気がします。そんな物は理解したくないけど。
バレない様に彼女の後をつけてました。もう、ここまで来ると声を掛けられなくて。
彼女が家に着いたら、遅れて行こうかな、と。外灯もポツポツ、所々消えてたりで、結構暗い所は暗いですよ。
女一人で歩くのは怖いな…なんて、新たな発見と言うか、妙な防犯意識と言うか。もっと早く、
一緒に帰れば良かったかなーと。いや、尾行しながらそんな事考えてもね、俺。
で、彼女がアパートに入って行った訳です。まだ新しいアパートの二階でした。は???何で、って、
一瞬、お前どこ行くんだよ!!!みたいな。

俺は足音を忍ばせて、階段を昇りました。
別に足音を忍ばせなくてもいいんですけど。コンクリートだし、音はあまり出ないと思うんで。
表札にはローマ字のパネル?で、Nishimura と。
西村…誰???俺は全然理解出来ませんでした。本当は、何が起こってるのか理解出来たと思う。
でも、思考を停止したんだと思う、脳が強制的に、フリーズって。俺はトボトボと帰ったよ、家に。
風呂に入って、ベッドに潜り込んで、それでも、西村西村って、頭の中を西村が駆け巡ってた。西村って誰?

俺はずっと西村ってのが気になってて。でも、住んでる場所は知ってても、どんな人かも知らないし、
誰に聞けばいいのか分からなくて。彼女にも聞けなくて、ただ黙ってた、我慢していた。
でも、やっぱり知りたくて、まずお袋に聞いたんだとげね、西村って知ってる?って…聞くなよ俺。
知らない、誰それ?って、知りませんでした、お袋。当然です、俺が知らないんだから。
その週末、彼女の家に行った。彼女とは普通に話せた。俺は演技派かも知れない。
彼女が浮気してるかも知れないって時に、でも、もしかして西村ってのは女の子で、実は大親友…とか、
そんなオチだとしたら、うっかり追求して恥をかくかも…なんて恐怖もあって。あの日から、って、
確か火曜日の事だったんだけど、そりから3~4日もすると、もうあれは女友達の家だったんじゃないか、
俺の嫉妬深さが被害妄想を招いているんじゃないか、なんて、そこまで考えてて。
少し楽になりたかったのかも知れない。

彼女は、ちょっと待ってて、買い物に行って来る…って、父親の車で行ってしまった。
家には、俺と母親。未来のお母様…。二人だけになると、何か気まずい、とまではいかないけど、
落ち着かない。俺は元々人見知りするタイプなんです。で、彼女の母親も俺のそう言う所を知ってるから、
いつも話し掛けてくれる、先に。一緒に行けば良かったのに…って、お母さん、俺は邪魔ですか…。
俺は、彼女の母親に、極力、動揺している自分を知られたくなくて、普通に聞こうとしたんです。
西村さんって知ってます?って。『あー…西村君?』 おー…知ってるよこの人。俺は『どんな人ですか?』
って聞くと、同級生じゃない?お母さんと友達なのよー、と。…男でした。小学校3年・4年の同級生。
でも、幼稚園の時も同じ組だと。わざわざ卒業アルバムまで持って来て。この子この子ー…とか。
子供の写真見せられてもね、今現在のイメージなんて湧かない。

間違いない、コイツと浮気してる…俺はもうグダグダです。
キスしてる現場とか、Hしてる現場とか、いや、コイツの顔すらガキの写真でしか見てないけど、
心臓を鷲掴みにされた様な…今、心電図取ったら間違いなく不整脈出るよ、みたいな感じ。
もうね、問い詰める勇気もなくて。彼女が帰って来るまでの間、帰ろうかとも思ったんだけど、
二階の彼女の部屋に行ってウロウロしてました。座ってられない。別に何かを探す訳じゃない。
でも、押入れの引き戸を開けたりして、中を覗いて…最低ですね、俺。人の部屋に何やってんだか。
暇…と言うか、人間、奇行に走る瞬間ってあると思う。心神喪失。で、ティファニーの袋があって。
思い出しました。あの時の、中身はどこだろう、と。探しました…。

ありませんでした。人の部屋で探し物は疲れます。しかも、バレない様に気を使いながらってのが。
そんな馬鹿な事をしてる内に帰って来ちゃって。車の音にビクつく俺。もう気分は空き巣です。
帰って来た彼女は買い物袋をぶら下げていて、父親もだけど。俺にも持てと言う。渡された瞬間、
彼女の指の指輪が…俺のじゃなくて。つまり、ダイヤ付いてなくて。あ、ティファニー…って直感しました。
その後、バタバタしてたんだけど、俺は指輪の事をさりげなく聞いてみました。その指輪、ティファニー?って。
あ、うん!少し慌ててました。いつも俺の指輪だったからかな。可愛いね!高くなかった?とか聞くと、
ちょっと嬉しそう。自分で買ったの?…俺は無意識に誘導尋問していたと思う。違う違う、友達…って。
何か変な空気を察知したのか、彼女は話題を替えて来て。指輪の話はそれっきり。飯を食べて夜帰りました。

それからしばらくして、俺は姿を消しました。
正確に言うと、家出、失踪。会社の郵便受けに退職願を突っ込んで、
実家の部屋の俺の家具・荷物はこっそりコツコツと処分してて。
彼女の前から、姿を消しました。4年前の事です。
問い詰める勇気もなくて、何も知りたくなくて。考えると気が狂いそうになって。誰も知らない所に行こう…。
人間不思議な物で、一旦決意すると、不思議と体が動いて。ちょっとルンルンしちゃったり。
とにかく荷造りやら、処分してる時は、妙な充実感に浸ってました。もしかしたら、樹海に
行ってたかも。幸い俺は千葉で寮付きの特別養護老人ホームの介護職員になれて。資格なくてもOKだと。
面接は冷や冷やしました。履歴書の住所は千葉の親戚の住所。職歴も適当。
もう、バレるんじゃないかって。月給の手取り14万円はキツかったけど、体が慣れると
オムツ交換もてきぱき出来て。一年間そんな事をしてました。親には最初、ひたすら謝りまくって、
嘘を付いて、捜索願を出すなとか何とか…警察沙汰にされそうになって危なかったけど。